「不当解雇と労働審判」
 私の体験メモ

会社を辞めたいと思ったら、退職届を出す前に確認しておきたい「失業保険」のこと。

※正確なことはハローワークに必ず確認してね!
雇用保険に加入していて失業された方は、失業保険(失業等給付)をもらうことができます。
失業保険は自己都合で退職してしまうと、解雇や会社の倒産、病気などで退職した場合に比べて悪い条件で失業保険を受給することになってしまいます。
例えば解雇(会社都合)で会社を辞めた場合は雇用保険に6ヵ月入っていれば3ヶ月の給付制限期間なしに失業保険をもらうことができますが、自己都合で辞めてしまい、雇用保険の加入期間が1年未満だと、失業保険すら貰えないことになります。
このように通常より少ない雇用保険加入期間や給付制限期間で失業保険が受給できるのを「特定受給資格者」「特定理由離職者」といいます。
「特定受給資格者」「特定理由離職者」の一部を下記におおまかに記します。
・解雇された
・会社が倒産した
・一定以上の残業時間が一定期間以上続いた
・給料の減額が一定期間以上続いた
・パワハラ・いじめを受けた
・病気になった
・親の介護が必要になった
・夫などの転勤で引っ越しをし、会社への通勤が困難になった
・通勤に使用していたバスなど運輸機関がなくなった 等

他にも色々あります。詳しいことなどはハローワークにご確認いただければと思います。
ハローワークインターネットサビスへのリンク
特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要
認定には証明できる書類などが必要ですので、退職届を出す前に1度ハローワークに「特定受給資格者」「特定理由離職者」として認められるにはどのような書類が必要で、自分の場合は該当するのかをきちんと確認してから退職届を出されたほうがよいと思います。
パワハラなどの場合は認められるのはかなり大変らしく、ボイスレコーダーの録音や同僚の証言も提出したのに1度却下され、苦情を言ったらやっと認められたというネット情報を読んだこともありますので、かなり確実な証拠を提出しないと認められない可能性があるのかなと思います。

プロフィール

 

2020年ある日突然解雇される。
弁護士さんに依頼して「労働審判」で金銭的解決という形で解決済。
正社員(無期雇用)ベースの話です。
(ご注意)素人の書いたものなので間違いがあるかと思います。あらかじめご了承のうえ、お読み下さいますようお願いいたします。分からないことは弁護士さんなど専門の方に聞いてね。

(^_^)

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