「不当解雇と労働審判」
 私の体験メモ

危険なブラック求人

残念ながら求人を出している会社の多くはブラック企業です。
パワハラが酷い、残業が多すぎる、残業代を払ってくれない、給料が低すぎる、求人と仕事内容が違うといった会社はすぐに人が辞めてしまうため、そういった会社が求人を出していることが多いからです。
長く働けるようなきちんとした会社は人が殆ど辞めないのであまり求人を出す必要がありません。
私は転職先がブラック企業ばかりなので参考になるか分かりませんが、今までの経験をもとに求人情報を見るときや面接時に注意していることなどを書きました。
※あくまで私の個人的な考えですが何か参考になればと思います。 ただ、以下のことを参考にして面接の際に従業員の平均勤続年数・平均年齢や、給料、賞与、昇給額、残業時間、業務内容、有給の取りやすさについて聞くと採用率がかなり低下すると思いますが、働き続けるのに必要なことですので、それを聞いて落とされる会社には入社しないほうがよいかもしれません。
インターネット上にはブラック企業情報について書かれたサイトやツイートが多くありますので、ブラック企業に転職しない為に、是非そういったサイトを参考にしていただけたらと思います。

ブラック企業リストに載っている企業には応募しない
基本ですが。インターネット上には厚生労働省などの情報を元にしたブラック企業一覧を掲載しているサイトはいくつかありますので、そこに掲載されている会社に応募することはお勧めしません。
企業の口コミサイトをチェックする
良いことしか公表しない、良いことしか口コミさせないサイトもあるので、色々な口コミサイトを参考にしたほうが良いと思います。個人的には企業口コミに関しては「indeed」が参考になると思っています。従業員が100人以上などある程度の規模の会社でindeedに口コミが載っていない場合は口コミを非公開にしている可能性があり、ブラック企業の可能性が高いと思います。
ずっと求人を出している会社はヤバイかも
1年中何回も求人を出していたり、3ヵ月以上も求人を出している会社はパワハラがあったり、残業が多すぎたり、給料が低すぎたり、仕事の内容が求人広告と違うなどしてすぐに人が辞めている会社の可能性が大きいです。インターネットでは過去のハローワークの求人情報が分かるサイトもありますので、そのサイトで1年間に何度も求人を出している会社は危険な可能性があります。ハローワークでも聞けば以前はどれくらい前にその企業が求人を出したか教えてくれることもあります。
離職率が高い、若い人しかいない会社
社員の殆どが入社して2~3年しかいない、20~30代の人しかいないという会社もパワハラがあったり残業が多すぎたりなどで長く働けない会社である可能性が高いです。
求人のときと給料や仕事内容など条件が違う
求人情報では時給1300円だったのに入社後に時給1000円になった、という話も聞いたことがあります。また求人のときの仕事内容と実際の仕事内容が違っていたということも良くあります。妙に時給がいい、求人の業種に対して書かれている業務内容がおかしいという求人は要注意です。
採用が決まったら給料や勤務時間、業務内容について書かれた「労働条件通知書」を貰ったほうが良いと思いますが、私は殆ど貰ったことはありませんし要求しないと発行してくれない会社に「労働条件通知書」を要求すると解雇される危険性がありますので注意して頂きたいですが、「労働条件通知書」を要求して解雇されるような会社には就職しないほうがよいかもしれません。
ハローワークの求人内容と就職後の実際の賃金など労働条件が異なる場合には違法(職業安定法 第65条 第8項 違反)となりますので、労働審判などで訴えれば損害賠償などを請求できる可能性がありますので、ハローワークの求人票と紹介状は保管しておくことをお勧めします。
ハローワーク以外の求人でも損害賠償を請求できるかもしれませんが、正確なことは弁護士さんなど専門の方にご確認いただければと思います。
正社員の求人でも実態は殆ど派遣という会社
正社員の求人でも、実際に就職したらずっと客先への出向業務という会社があります。特にプログラマーなどのIT関係は派遣のように客先での仕事が多いと思います。客先へ出向して仕事をするというのが違法というわけではありませんが、自社内で働くと思って入社したら別の会社へ行って仕事をすることになったり、客先での仕事が無くなったら大幅に給料を減らされたり解雇されたりといったこともあります。CADの求人も客先での仕事が多いようです。正社員の求人でも社内での仕事なのか客先での仕事になるのかは要チェックです。
基本給が安い
例えば基本給14万+手当4万で給料が18万円という求人は注意です。仕事が減ったりするといきなり手当を無くされて給料14万にされる可能性があります。
よく見ると残業代込みの給料
給料がいいなと思っても残業代込みの金額という会社はよくありますし、求人広告上問題のないことかもしれませんが、そういった迷惑な求人広告を出す会社はあまり良くない会社のような気がします。
賞与の金額が書かれていない
賞与有りでも金額が書かれていない場合、賞与がたった1万円という可能性もあります。 賞与前年実績3ヶ月分とか50万円など具体的な数字がかかれてない求人は危険です。
支店がある
支店がある会社も多いと思いますが、支店があると女性でも転勤になる可能性があります。
面接官が求人部署の業務にノータッチ
本来、面接官は求人部署の仕事を知っている人でないと業務に適した人を採用できないと思いますが、ほぼ求人部署の業務に携わっていない、現場の人間関係を知らないという人が面接官という会社は要注意です。上司がパワハラをしている、部下に仕事を丸投げという会社の可能性があります。
社長(上司)が仕事ができない・していない
社長(上司)が仕事ができない・していない、会社の業務に関する知識がない、という会社も社員のストレスが溜まっていたり、パワハラが蔓延している可能性があります。
今までの私の経験上、そういった会社は残業代を払わない、法律を守らない、自分は何もしていないのに「売上を伸ばせ、事業を拡大しろ」が口癖、会社にパワハラや違法行為が蔓延していることが多いです。恐らく殆ど働いていない社長(上司)の分まで従業員が働いて稼がないといけないのでノルマがキツイ、パワハラが社内に蔓延するということになるのだと思います。
面接官が社長(上司)で「どうもこの社長(上司)はいい加減そうで仕事ができなさそうだな」と感じたら入社しないほうがよいかもしれません。

プロフィール

 

2020年ある日突然解雇される。
弁護士さんに依頼して「労働審判」で金銭的解決という形で解決済。
正社員(無期雇用)ベースの話です。
(ご注意)素人の書いたものなので間違いがあるかと思います。あらかじめご了承のうえ、お読み下さいますようお願いいたします。分からないことは弁護士さんなど専門の方に聞いてね。

(^_^)

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